こんにちは、杏佳です!
今回は、以前導入していただいたNASの耐久年数の目安が経過したため、入れ替えをさせていただきました!
NASとは、LANケーブルなどでネットワークに接続してデータ保存ができる記憶装置です。
NASを導入することで、同じネットワークにある複数機器の共有フォルダを作成できます。
この共有フォルダがあることで、WordやExcel、PDFなどのファイル、画像や動画もシェアすることができます。
また、パソコンのバックアップとしても活用できます。
パソコンが故障してしまった際には、NASからデータを復元することができます。
NASにはデータを記憶するためのHDD(ハードディスク)が内蔵されています。
NASは室内の風通しの良い場所になるべく設置させていただいています。
HDDは熱に非常に弱いためです。
また、パソコンと違い365日24時間動き続けますので、耐用年数は3~5年といわれています。
このような使用であっても、5年以上経過するとHDDの故障はもちろんのこと、HDDの動作を制御する基板の故障も懸念されます。
大切なデータが読めなくなってしまう前に入替することを提案させていただいています。
今回、入れ替えたNASはコチラです。↓
NAS①(メイン)にはHDDが2基入っています。(ミラーリング・RAID1と言います)
1つのファイルを2基のHDDに同時記憶することで、1つのHDDが故障してももう一つのHDDにデータが残っているタイプとなります。
NAS②(サブ)では、NAS①のバックアップを取っています。
万が一、NAS①が故障してデータが読めなくなってしまった際には、NAS②からデータを復元できるような構成になっています。
当社ではNASを設置する場合は、必ずこのようにメインとサブの組み合わせで行っています。
当社では、NAS内にあるHDDのデータ移行(古いNAS→新しいNAS)、古いNASの撤去・新しいNASの設置と設定を行うだけでなく、NASの異常時には当社にメールが届くように設定させていただいています。
また、NAS内のフォルダ毎にアクセス制限をかける設定などもさせていただいています。
お客様に安心してIT機器を導入いただけるよう努めています。
画像A内のVPNルーターは他拠点とネットワークを繋ぐための装置です。
こちらは、機会があれば紹介させていただきます。
UPS(無停電電源装置)は急な停電が起こった際に、パソコンやサーバーなどの機器の電源を安全にシャットダウンすることで、機器とデータを守るための装置ですので、NASの設置には必須の機器です。
また、雷サージから接続機器を保護することができます。
雷サージとは、落雷時に高所にある電線などに瞬間的に発生する高電圧の現象で、電源線や電話線、アンテナ、大気中を通って建物に侵入します。
過去には、当社のお客様でも落雷により複合機が動かなくなってしまった事例があります。
社長が当時の様子をブログにしていますので、よろしければそちらもご覧ください♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
近年では、パソコン内のデータが読めなくなってしまうと、業務に大きな支障をきたすリスクがあります。
万が一に備えて、NASの導入をご検討いただければと思います。
共有フォルダの作成やバックアップ、データ損失のリスク対策についてお考えの方は一度ご連絡いただけますと幸いです!
お客様の環境に応じて、最適な提案をさせていただければと思います!
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